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私が愛した極悪キャラクターたち

その18 ブラック・シャドー

ブラック・シャドー

 
「キン肉マン

連載リスト
(ブラック・シャドー登場編のみ)

 
タイトル
69
パートナーをさがせの巻
70
開会セレモニーの巻
71
タッグの鉄則の巻
72
でた!必殺技の巻
73
悪の戦いの巻

 大ヒット格闘アニメ「キン肉マン」で、私が一番好きなキャラは、悪魔超人のブラックホールだとばかり思い込んでいたのですが、最近、原作マンガの「キン肉マン」を読み返したところ、もっと好きだったヤツがいた事に気が付きました。それが、このブラック・シャドーです。
  アニメの「キン肉マン」しか知らない人にはいまいちピンとこないかもしれませんが、それもそのはず、このブラック・シャドーという超人は登場エピソードが アニメでは省略されてしまった、原作マンガのみ出演の不遇の超人なのであります。(ただし、キン消しは出ていたみたいです)
 第20回超人オリン ピックで世界チャンピオンになったキン肉マンは、アメリカ本土で超人団体どうしの抗争に巻き込まれます。いがみあう三つの超人団体はタッグリーグ戦を開い て、雌雄を決める事で話がまとまるのですが、そこへ、なぜか怪人のはずのキン骨マン一味も無理やり参入してきました。各組織がリーグ戦で戦うタッグチーム を発表してゆく中、キン骨マンも自チームの代表を決定します。それが、怪獣イワオとタッグを組む、このブラック・シャドーなのでした。
 しょせ ん、三枚目悪役のキン骨マンの子分ですから、大した事なさそうにも見えるのですが、実は、このブラック・シャドーはとんでもないステータスの持ち主です。 パワーはビューティー・ローデス、技はロビンマスク、残虐性はラーメンマン、頭脳がキン骨マンに匹敵すると言うのであります。当時としては、いずれもトッ プの超人ばかりです。頭脳がキン骨マンと言うところが引っかかるようにも見えるのですが、本当は、キン骨マンは優秀な悪の科学者なので、決して頭脳だけ劣 ると言う訳でもないでしょう。(ただし、ブラック・シャドーは、混戦の時、味方のはずのイワオを殴ったりしています。これは、おつむが弱かったと言うより も、キン骨マンが内心ではイワオの事が嫌いだったからなのかもしれません)
 いわば、ブラック・シャドーは「ウルトラマン」シリーズに出てきたタ イラントやジャンボキングみたいな合体最強怪獣のはしりなのです。これが、弱いはずないではありませんか。と思えたにも関わらず、宇宙一凶悪コンビと戦っ た時、ブラック・シャドーは一方的に瞬殺されてしまいました。つまり、これは超一流の超人であったとしてもベストタッグチーム(宇宙一凶悪コンビ)の前に は赤子の手をひねるごとくだ、と言う噛ませ犬になっていたのでありました。
 その後も、「キン肉マン」には、「超人大全集」カセットを使って、あ らゆる超人に疑似変身できるステカセキングなる悪魔超人も登場しますが、こちらも、キン肉マンに惨敗後は「悪魔超人の中では一番弱い」と言われてしまいま す。悪魔将軍は、その肉体を構成する悪魔六騎士全ての要素を兼ね備えていると恐れられていますが、実際のバトルシーンでは、その設定はまるで生かされてい ませんでした。「キン肉星王位争奪編」でも、最後の最後にスーパー・フェニックスが邪悪の神全員の能力を手に入れた最強の超スーパー・フェニックスに変貌 しますが、結局は、キン肉マンの火事場のクソ力の前にはねじ伏せられてしまいます。
 「キン肉マン」の世界では、「他の優秀な超人の能力も装備・合成」と言うのは、決して最強の触れ込みなのではなく、それ以上のパワーを持つ新超人らを引き立たせる為の伏線に過ぎないのでありました。

 


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