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私が愛した極悪キャラクターたち

その4 日輪仮面

日輪仮面

 
「秘密戦隊ゴレンジャー」

放映リスト
(日輪仮面登場回のみ)

 
タイトル
15
青い大要塞!
大暴れバリブルーン
16
白い怪奇!鏡の中の目
17

むらさき色の遊園地!
悪魔の墓場

18
戦慄の黒十字軍!
(秘)作戦で攻撃せよ
19
青い火花!
海に浮かぶスパイ戦線
20
真赤な死闘!
日輪仮面対アカレンジャー
 日輪仮面とは、「秘密戦隊ゴレンジャー」に出てきた悪の組織・黒十字軍の初代大幹部です。つまり、そこそこの「大物」のはずなのですが、その活躍期間は 短く、わずか6話で退陣してしまいました。なぜ、こんなお粗末な奴が、私のお気に入りなのかと言いますと、実は、この日輪仮面、悪の軍団にふさわしく、と にかくダーティなのであります。(笑)
 日輪仮面の後を継いだ二代目幹部は、鉄人仮面テムジン将軍。この怪人は、プライド高き軍人で、部下からの信頼も厚く、滅多に見苦しい振るまいも見せませ ん。それにひきかえ、日輪仮面ときたら、格下の怪人にタメ口でやじれるわ、戦況が不利になると一人で逃げ出してしまうわの、大幹部とは思えないほどの醜態 をとくと見せ付けてくれたのでありました。しかし、逆に考えますと、彼らは、まさに薄汚い「悪人」同士だったからこそ、このような醜態をさらせたのだとも 分析でき、統制のとれていたテムジン将軍の頃よりも、日輪仮面の回の方が、悪の組織らしさが、より分かりやすく表現されていたような気もするのでありま す。
 日輪仮面の情けなさ(苦笑)は、その風采からもうかがう事ができ、顔だけは立派な髭を生やしていて、大将っぽいのですが、服装はただのタイツ姿で、他の 一般怪人と何ら違いがありません。(のちの黒十字大幹部は、皆、しっかりした衣装を身に付けています)大幹部と言うよりは、若干「格上の怪人」程度の扱わ れ方で、共闘した怪人達も、日輪仮面の事を上司扱いはしておらず、戦闘員のゾルダー達からさえ、直接「将軍」と呼ばれた事がありません。つまり、大幹部 で、そこそこの実力者だったにも関わらず、組織内での扱われ方がひどく、その点では、私が好きな他の大幹部キャラ、ジェネラルシャドウとか剣聖ビルゲニア などにも通じる部分がある訳であります。(ただし、シャドウやビルゲニアは、首領に嫌われていた上、組織内に対抗馬がいたから、立場が不遇だったのであ り、純粋な大幹部だった日輪仮面は、やや状況が異なるのですが)
 日輪仮面は、「仮面ライダー」のゾル大佐と似たようなシチュエーションで来日し(外国で成果をあげた作戦を日本に持ち込んだ点も酷似)、同じく「仮面ラ イダー」の地獄大使そっくりの二重裏切り作戦を敢行した末に果ててゆきます。地獄大使の二重裏切りは、見てて、話の展開にやや強引さを感じたものでした が、日輪仮面のそれは、最初から二重裏切りである事を視聴者にばらしてましたので、話が分かりやすく、この巧妙な作戦に納得できたものでした。あるいは、 この日輪仮面の二重裏切り作戦は、地獄大使のそれをリメイクしたものだったのかもしれません。
 日輪仮面は、のちの黒十字将軍たちとは異なり、上下関係の派閥にいっさい属していなかったと言うのが通説なのですが、実は、日輪仮面の活動期に登場した 仮面怪人たちのモチーフは、虹、鏡、黒髪、一つ目、剣、と、(太陽の)光を反射させる「もの」ばかりと言う、微妙な共通点を持っています。日輪仮面も、も う少し頑張れば、反射軍団なる派閥を作れたのではないかと、ちょっと残念に思われる次第です。

 

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