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幻の企画について

 

 作品本編よりも、それを盛り上げるコラムや特集類の方が豪華な「秘密美少女ドクガール」ですが、それでも、結局、制作されずに終わってしまった幻の企画が二つ残っています。
 一つは、キャラクター座談会の中でも触れられていた、「ドクガール」のスペシャル版新作を公開しようと言うものです。中止になった企画だけに、そのコンセプトも完全にまとまっていた訳ではなく、作品媒体もスペシャル映画にするかオリジナル小説という形にするか、最後の最後まで迷っていました。
 どのようなストーリーにするかだけは、ぼんやりと固まりかけていて、原「ドクガール」には登場していて、完成品「ドクガール」の方には参加させ損ねた野民ガビラをメイン敵怪人にと迎え、さらには、実際の「ドクガール」本編と時間・空間的に並行して展開しているサブエピソードとして描いていこうと考えていました。
 殺人カビを使って、強引に人類制圧を目論む凶悪なガビラに対して、プリンスやひさお、タナトスたちはもちろん、ペンギン閣下や台頭する前の魔人やシオン の聖女たちも絡んでくるような壮大なストーリーを構想していました。いっその事、サブキャラたちばかりをメインに置き、主役の影子(ドクガール)の存在は 会話内にしか出てこないような変則的構成にしてみようかというアイディアもありました。
 何にせよ、日の目を見る事はなかったので、この作品が実際に完成していたら、どのような内容になったかについては、今では何とも言う事ができません。
 もう一つの未制作の企画とは、「ドクガール」のゲームを作ろうというものです。こちらの方も内容自体は、かなりまとまりかけていました。
 題名は「秘密美少女ドクガール UMAハント」。紛れもなく、「ドクガール」本編の続編となる作品です。
 原「ドクガール」では、宇呂子を倒したあとの影子は、敵の黒幕キリストブトマスを滅ぼす為、世界中を駆け回るという展開が用意されていました。完成品 「ドクガール」では描かれなかった、その続き部分を、ゲームというメディアを使って、大胆に披露しちゃおうと考えた訳です。
 ゲームのストーリーはこんな感じです。宇宙に去ったはずのキリストブトマスが再び地球に戻ってきました。しかし、どこの地域に降り立ったかは分かりませ ん。どうやら、その土地でUMA(未確認動物)として恐れられているらしいので、その情報だけをもとに、今度こそブトマスを倒すべく、影子は世界各国の UMAの住む土地へと乗り込んでゆくのです。
 ステージは全部で6つあり、それぞれのステージが世界の各国に相当し、各ステージのボスキャラはその土地のUMAである首長竜(ネッシー)だとか雪男な んかになります。5つのステージはプレイ順を自由選択できますが、いずれのUMAも真のキリストブトマスではなく、5つのステージをクリアしたあと、よう やく、本物のブトマスがいる第6ステージに挑戦できるというゲーム構成になります。
 さて、気になるゲームジャンルなのですが、ここは新しい試みとして、欲張りに、色んなジャンルが混ざったゲームにしたいと考えていました。と言っても、 このパートはアクション、このステージはシューティングと言った混合の仕方ではなく、全ステージがアクション編、RPG編、戦略シュミレーション編などの それぞれで遊べる形にしたいと思ったのです。つまり、同じストーリーを、アクション、RPG、戦略シュミレーションなど形を変えて遊び直せると言う事で す。それぞれの得意なゲームジャンルで全面クリアを目指せばいいでしょう。アクションが苦手でも、RPGで全面クリアも可能だという訳です。もちろん、全 ジャンルで全面クリアするのに越した事はありません。また、どうしてもアクション編でクリアできないステージがあるのならば、気分転換でRPG編で遊んで みると、アクション編で遊んでただけでは気付かなかった攻略法を見つけられるかもしれないという変わった長所も付加できるかもしれません。
 非常に斬新な趣向ではないかと思うのですが、残念ながら、ゲームを作り上げるほどの技術は、作者の私は持ち合わせていませんし、このゲーム企画もお蔵入りのままとなっています。

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