22、は じめてのブレザー

影子  私が影子を創造してから、もう4半世紀が経っている事にな りますが、女学生として出演する時、彼女はいつもセーラー服ばかり着ていました。これは、彼女の誕生時、私もまだ学生だったのですが、この頃の中学・高校 では完全にセーラー服が主流だったからです。
 しかし、それから、あまりにも時間が流れすぎたようです。1990年代に「影の少女」を書き直そうと考えて、はたと今どきの学生たちの実態を観察してみ ると、セーラー服はすっかり影を潜めていました。昔の懐古話にするならともなく、現代が舞台の物語にするのならば、これでは影子にセーラー服を着せる訳に はいきません。
 そんな事情で、影子は「影の少女rewrite」にて、はじめて、ブレザーの制服を着る事になったのです。本編内でも、影子は制服を着て登校する日を楽 しみにしていましたが、キャラクターとしての影子も、新しいタイプの制服を着用できる事に胸をときめかしていたかもしれません。(もっとも、ブレザーもす でに古いタイプの制服になりつつありますが)
 以後の新作品では、このブレザーの方が影子の標準の学校制服となり、「秘密美少女ドクガール」でもブレザーを愛用する事となります。
 セーラー服よりブレザーの方が好都合なのは、「ビジュアル的に、脱がすのに向いている」点で、気の毒ながら、影子は「カイボウ」などの脱衣いじめを受け やすくなってしまいました。また、影子は、ブレザーの内側にスリップを着用していて、ブレザー女学生としてはちょっと珍しい着こなし方をしているのです が、このスリップと言うのは、そもそもセーラー服時代のなごりだったりもします。
(左上のイラストは、「影の少女rewrite」執筆時に描いたイメージ画の一つです)

 

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