60、参考文献その5「人間ごっこ」

 ほんとは、私が吾妻ひでおのマンガのファンになったのは、最初の「影の少女」を書いた以後だったのですが、それでも、ムリやり、吾妻ひでおの作 品も参考文献扱いにして、本編内で言及しておきたいと言う作者のワガママから、氏の短編「人間ごっこ」のタイトルを、「影の少女」内で紹介する運びとなり ました。
 影子作品群に直接的に影響している吾妻マンガとしては、「翔べ翔べドンキー」とか「ななこSOS」などの方が適切だったのですが、残念ながら、これらのマンガは単独作品「影の少女」への参考としては使われていません。
  そんな訳で、タイトル紹介用の珠玉作を選ぶのにかなり手こずったのですが、悩んだ末に、「人間ごっこ」が選ばれた次第です。決して、吾妻ひでおの代表作と も有名作とも言えない「人間ごっこ」を、なぜピックアップしたのかと言いますと、実は、この作品に出てくるヒロインの名前が「人 影子(ひと かげこ)」 と言うのでありました。しかも、人間の社会で暮らしているけど、正体は変形する謎の生き物と言う、非常にミュータント的な設定でして、学校や人間からいじ められたりして、色々と私の影子とも通じる部分があります。顔の作りも、ショートヘアで、髪の一部が光っているなど、私の影子にとてもよく似ているので す。(とゆーか、私の影子は「翔べ翔べドンキー」のヒロイン・太陽夕子に真似て、髪の毛に光沢を入れる事にしたので、私の方が吾妻ヒロインを模倣したと考 えるべきなのかもしれません)
 そうした小ネタ的要素ゆえに、「影の少女 rewrite」で紹介される大役に選ばれた「人間ごっこ」でありますが、ヒロイン・影子が空を飛んでたら撃たれたり、人間社会を離れて、ヘンな生き物た ちと仲良くなる展開など、きちんと私の諸作品に流用されている部分もあり、確かに参考作品の一つには違いないとも言えます。

 

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