83、「エコ」の名はエコロジー

 第15話で、自分の名前を自分で決める事にした影子は、まず「白沢かげこ」と名乗りました。「かげこ」については「4、影子の名前の由来」ですでに説明してますが、「白沢」という姓の方は、主演作品の一つ「ゼカリヤ!」の中で使用されていた、影子の特殊な苗字です。この作品における影子は、世紀末宗教エバのミコの一人で、そのミコ名が「ハクタク」だったので、この通り名を漢字表記にした「白沢(しろさわ)」を自分の姓に用いていたのでした。
 しかし、影子としては、この名前はイマイチ気に入らなかったようです。彼女は、すぐに自分の名前をただの「エコ」に言い改めて、自分の一人称にも「エコ」を使うようになったのでした。
 本編内で自分で理由を語ってますように、この「エコ」と言う名前は、「影子」を縮めたと言うよりも、「エコロジー」を意識した命名だったようです。実際に、このあとの影子は、人類の愚かさを憎むだけではなく、破壊された地球環境の正常化にも積極的に取り組むのでした。
  もともと、影子はエコロジスト的な側面が強かったとも言えます。人類をいがみ合いとか汚染行為にまみれた生き物と定義した場合、その対極に位置する存在と して創造されたミュータントの影子は、必然的にエコロジストにならざるを得ないのです。これは、そのまま、影子個人の性格としても定着してしまった感じが します。 
 「銀髪のエコ」を経て、新作「ミーちゃん千一夜」では、影子は完全に、エコロジータウン・ヨミノからやって来た、エコロジーの象徴のような存在になってしまいました。最新作「ケータイ小説なんていらない」でも、何やらエコロジーっぽい事を口にしています。影子は、まさに生粋のエコロジー少女なのでした。

「4、影子の名前の由来」も参照のこと)

 

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