影の少女 「キャリー’92」

(1983年執筆バージョン第一章)

 

本作は、もともとは、オリジナル版の「影の少女」を、 私が高校生だった頃に大改稿したものでして、内容のみならず、文章もかなりしっかりしたものに書き直されています。影子は、超越性をそがれ、ごく普通の可 愛い少女として描かれていて、非常に現実的にストーリーが進んでゆきます。当時、執筆されたのは、この第一章分だけで、予定では、このまま続きとして、影 子が超能力に目覚め、いじめが原因で不本意に力を暴走させてゆく展開となっていました。正一が影子の性毛を盗むアブナいエピソードも、実は、今後の伏線 (影子の正体がミュータントである事は、この毛のDNAを調べる事で判明する)となっていたのです。ところが、私が高校を卒業する時期に、子供のいじめが 社会問題として大きくクローズアップされまして、「いじめ」と言う斬新なネタを扱ったつもりだった「影の少女」は、完全に発表の機会を失ってしまいまし た。その為、この「キャリー’92」と題されたバージョンの「影の少女」も、残り部分を書かれずじまいになってしまい、残念にも、長い期間、お蔵入りして いた次第です。

 

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「ブクログのパブー」

影の少女(’82バージョン)